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デイ運営強化セミナー(大阪会場)

持続可能な事業所運営のための施策事例を学ぶ!

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開催日 2025年8月1日 開始:09:30 | 終了:16:30 | 開場:00:00
会場 新大阪丸ビル新館
大阪府大阪市東淀川区東中島1-18-27[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

JR新大阪駅 東口より徒歩約2分
講師 株式会社QOLサービス 代表取締役 妹尾 弘幸 氏
定員 20名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 (税・資料代込み)
関連資料

概要

超高齢社会が進展する中でデイの果たす役割
少子高齢化と人口減少が進むなか、多くの地域ではサービス提供体制の縮小や介護人材の不足といった課題が深刻化しています。こうした時代の転換点において、デイにはこれまで以上に「地域に根ざした多機能な支援」の重要性が高まっています。高齢者のケアだけでなく、住民同士のつながりや日常生活を支える「地域の拠点」として活用していく必要性があります。本セミナーでは、「持続可能な事業所運営」をテーマに、次回改定への準備対応と同時にデイの活用方法や、多機能な支援提供のあり方について、実践事例や制度の動向を交えながら考えていきます。

プログラム

  1. 【セミナー内容】
    【1】介護の現状、デイの現状
    介護業界の現状を深堀りし、デイが抱える課題とその背景を分析します。今後の改善点と市場動向を把握することで、適切な対策を立てるための第一歩を踏み出します。
     ・介護業界全体の人材不足とその影響
     ・高齢化拡大でのサービスの需要増加とその課題
     ・政策や社会情勢の変化と報酬改定による経営への影響

    【2】デイはどうあるべきか
    デイが求められる姿とは?今後の介護ニーズを見据え、質の高いサービスを提供するためのビジョンを描くヒントを多数提供いたします。
     ・デイサービスとデイケアの違い、機能訓練とリハビリの違い
     ・制度が求めるデイの役割と今後
     ・職員の働きやすさとケアの質向上が両立する運営体制

    【3】デイの質向上に必要なAPDCサイクル
    デイの質向上にはAPDCサイクルが不可欠です。評価、計画から実践、効果測定のサイクルを回す方法を紹介します。
     ・APDCサイクルを回すことでサービス改善が進む仕組み
     ・計画段階での利用者ニーズの正確な把握と効果予測、改善策の想定
     ・利用者の個別ニーズに対応する柔軟性

    【4】職員確保と定着率アップ
    最重要課題である「職員の採用、育成、定着」を促進するための人材戦略と実践的なアプローチを解説します。
     ・職員が定着しやすい職場環境のつくり方
     ・労働条件の見直しと職員のモチベーション向上策
     ・研修制度やキャリアパスの充実

    【5】職員のスキルアップとモチベーション
    職員のスキルアップとモチベーション管理の重要性を再確認し、実践的な研修プログラムや評価方法を提案します。職場環境を活性化し、働きやすさを実現します。
     ・スキルアップの重要性とその実施方法
     ・モチベーション向上のためのインセンティブ制度の導入
     ・チームワークを重視した職場の風土作り

    【6】デイ収益アップのための戦略
    収益を最大化するための具体的な戦略を紹介します。サービスの差別化、効率化、費用対効果を考慮した施策の立案で経営の安定化を図ります。
     ・収益源の多様化(新サービスの導入や地域の連携)
     ・適切な料金設定と付加価値サービスの提供
     ・効率的な資源運用とコスト削減策

    【7】加算算定を最大化するための実践ガイド
    加算算定要件を徹底的に理解し、正しい算定方法と活用法を解説します。収益向上を狙うための実践的なノウハウを提供します。
     ・加算算定項目の詳細とその正しい理解
     ・算定基準を満たすための具体的な手順
     ・加算を最大化するための運営方法

    【8】通所介護の機能強化と効果的なプログラム
    通所介護の機能強化に向けてプログラムを効果的なものに見直し、利用者の満足度を高め、業務の効率化を実現します。
     ・通所介護の提供プログラムの見直しと新たな提案
     ・利用者の状態に応じた個別対応の方法
     ・サービスの質を高めるための職員の役割分担とチーム連携

    【9】通所リハビリの効果的かつ機能強化プログラム
    通所リハビリの機能強化に向けたプログラムの充実化を図り、効果的なアプローチ方法で利用者の状態改善をサポートします。
     ・通所リハの目的とその効果を最大化する方法
     ・個別リハとグループリハのバランスの取れたプログラム作成
     ・最新のリハ技術や器具の導入による機能向上

    【10】利用者満足度を高めるノウハウ
    利用者満足度を高めるためには、細かなサービスと対応が重要です。利用者の声を反映させる仕組みを作り、満足度向上に繋げることが大切です。
     ・利用者の声を活かしたサービス改善の手法
     ・定期的なアンケートやフィードバックの取り組み
     ・利用者の意見をサービスに反映させる具体的な仕組み

    【11】利用者増の方程式
    地域ニーズに合わせたサービスの提供、口コミの活用、ターゲット層の明確化など利用者を増やすための手法を増やします。
     ・競争優位性を活かした集客方法(地域連携の独自サービス)
     ・リピーターや紹介による利用者獲得の方法
     ・従来の広報活動とSNS活用で認知度を高める施策

    【12】キャンセル率を下げる
    キャンセルが多いと運営に支障が出ます。キャンセル率を下げるための取り組みや対策を実例を交えながら解説し、安定的な運営を目指します。
     ・キャンセル防止のための利用者との信頼関係構築
     ・キャンセル原因に対するアプローチ
     ・サービス提供前のリマインダーや確認の徹底

    【13】特徴あるデイサービスの分類表
    デイサービスの特徴を分類し、各特徴を比較します。自デイのウリづくりのヒントになります。
     ・特徴別にデイサービスのタイプを分類し、それぞれの内容を理解
     ・競合との差別化ポイントを明確化するヒント
     ・自施設の特徴を活かしたサービス展開

    【14】ウリの作り方
    自施設の強みを見つけ「ウリ」として打ち出す方法を学びます。
     ・競合他者と差別化する強みを見つける
     ・施設の特徴を「ウリ」として明確化する
     ・地域や利用者層に響く「ウリ」の作り方とPR方法

    【15】PR方法
    効果的なPRで施設の認知度を高めるための方法を伝授します。SNS活用や地域のイベント、口コミマーケティングなど参加者が実践できるPR手法を紹介します。
     ・各PR先別PR戦略
     ・SNSや口コミを活用したインターネットでの認知度向上
     ・効果的なチラシやポスターを使ったオフラインでのPR方法

    【16】次回の制度・報酬改定予測
    次回の制度・報酬改定についての予測を行い、どのような対応策を取るべきかを学びます。
     ・次回制度改定の予測とそれが事業所運営に与える影響
     ・関連分野の変化

    【17】次回改定への準備対応
    制度改定に備え現場で実践できる準備や対応を学ぶことで、改定後もスムーズな運営体制を整えます。
     ・制度、報酬改定に備えた準備と準備期間の活用方法
     ・事前のスタッフ教育と内部体制の整備

    【18】事業展開
    既存事業を拡大するための戦略や新規サービスの導入方法を提案します。地域ニーズを踏まえた事業展開を考え、事業所の成長をサポートします。
     ・新たな事業展開の可能性を検討(新サービスや新規開設)
     ・地域ニーズに基づく事業計画の立案
     ・事業展開におけるリスク管理と対応策

    【19】2040年の将来像
    2040年の介護業界情勢予測とどのように今後事業運営を安定・進化させていくのかを考察します。
     ・高齢化、職員不足が進む日本社会での介護事業の未来像
     ・テクノロジーやAIの進展と介護業界の変革
     ・2040年に向けた業界のトレンドや制度改定に備える方法

    【20】Q&A
    セミナーで出た疑問や現状の課題に対する解決策を参加者と一緒に討論、実践的なアドバイスを提供し持ち帰っていただきます。
     ・参加者からの具体的な質問に対しての実務的な回答
     ・講演内容に関連する疑問点を解消する
     ・改善策や実務上の問題解決に向けたアドバイスを提供


    <詳細はこちらからご確認ください>
    https://tsuusho.com/strengthen

受講されることで得られる効果

  • 他法人の取り組み、すぐに真似できる各種工夫の情報が得られます

講師

  • 妹尾 弘幸 氏

    株式会社QOLサービス 代表取締役
    妹尾 弘幸 氏

    総合介護施設ありがとう総施設長
    元早稲田大学大学院非常勤講師
    月刊デイ編集長
    理学療法士、介護支援専門員 ほか

    川崎リハビリテーション学院卒業、岡山県立大学大学院修了、早稲田大学大学院修了、大阪大学大学院中途退学、1998年有限会社QOLサービス(現、株式会社QOLサービス)設立[出版部門]。
    2004年に介護部門(多機能地域ケアホームありがとう)・教育部門を開設。
    2022年(株)ありがとう設立。5月に総合リハビリケアセンターアクティブワン開設。両社で職員数約400名。離職率5%以下15年以上継続、正職員の92%が全国レベル大会学会等で発表経験、認知症指導者15名以上等職員育成にも力を入れる。
    「大人向け塗り絵」「脳トレ」「多重型医」「骨盤・肩甲訓練」「コミュニケーション訓練」「脳足訓練」
    「生活密着型脳トレ」「訪問通所介護」「在宅復帰目的ミドルステイ住宅」「共生型サービス」「地域ケアステーション」「デイでの社会貢献プログラム」「総合的認知症ケア・BPSDに対する原因解決型アプローチPACEP」等、各種先進プログラム、システム実施。介護のパイオニアとして活躍中。

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