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多数の実例をもとに「すぐに役立つ医療倫理」

-臨床の倫理的問題を法的に検討-

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2018年7月23日 開始:14:00 | 終了:17:00 | 開場:00:00
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 SSK セミナールーム[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 棚瀬法律事務所 代表・弁護士 棚瀬 慎治(たなせ しんじ) 氏
定員 60名
主催 (株)新社会システム総合研究所
受講備考
関連資料

概要

【重要講義内容】
院内研修会などで「医療倫理」が取り上げられることもめずらしくなくなってきましたが、臨床で生じる倫理的問題は、「どうするのが正しいのか」について確たる正解がないことも多いため、難しく考えられがちです。
このセミナーでは、法令、裁判例及びガイドラインなどのほか、講師がこれまでに経験した事例を加えた多数の実例をもとに、法的に「何をしてはいけないのか」という視点をメインに、「すぐに役立つ医療倫理」をご紹介します。

1.医療倫理とは何か
 *臨床での事例検討方法
 *医療倫理と法

2.診療行為への同意
 ・同意能力が疑わしい場合の判定基準
 ・患者の同意が不要な場合とは
 ・家族による同意の可否
 ・認知症患者の場合
 ・未成年者の場合
 ・身寄りがない場合
 ・同意の有効期限

3.家族の意見をどこまで取り入れるか
 *無謀な治療を求める家族への対処

4.同意書の問題
 ・同意書があれば訴えられない?
 ・説明同意書に記載が必要な事項とは
 ・署名だけで捺印がない同意書は無効?

5.IC
 ・癌告知はすべきか
 ・自院で行っていない最先端の治療でも説明する義務
 ・どこまで詳細に説明すればよいのか
 ・紛争防止に有効なカルテ記載方法

6.終末期医療(DNAR等)
 ・積極的安楽死事例
 ・治療行為の中止・差し控え事例と顛末
 ・終末期医療に関する各ガイドライン
 ・厚労省調査にみる今後の終末期医療のあり方
 ・DNARの裁判例

7.宗教的輸血拒否
 *裁判例とガイドライン

8.倫理審査委員会
 *院内倫理審査委員会の役割と厚労省指針

9.守秘義務
 ・虐待が疑われる患者についての通告と守秘義務
 ・警察から患者情報の提供を求められたら
 ・診療情報を患者の家族に伝えてよいのか

10.質疑応答




セミナー概要

    

セミナー概要2






棚瀬法律事務所 代表・弁護士
棚瀬 慎治(たなせ しんじ) 氏
1998年 司法試験合格
1999年 4月 司法研修所入所
2000年10月 司法研修所卒業、都内法律事務所勤務
2005年 4月 棚瀬法律事務所設立。現在に至る。
【弁護活動】
①医療事件・患者クレーム処理(訴訟・患者交渉・ADR等)
②医療機関の法律問題全般(労務管理・未収金対策・経営・税務等)
③企業法務(契約等)
④医療機関・企業職員の個別相談(親族・相続問題等)
⑤医療刑事事件、行政指導・行政処分対策等
【役職】
①東京三弁護士会医療ADR仲裁人候補者
②東海大学法科大学院非常勤教員(医事法)






講師

  • 棚瀬法律事務所 代表・弁護士
    棚瀬 慎治(たなせ しんじ) 氏

    1998年 司法試験合格
    1999年 4月 司法研修所入所
    2000年10月 司法研修所卒業、都内法律事務所勤務
    2005年 4月 棚瀬法律事務所設立。現在に至る。
    【弁護活動】
    ①医療事件・患者クレーム処理(訴訟・患者交渉・ADR等)
    ②医療機関の法律問題全般(労務管理・未収金対策・経営・税務等)
    ③企業法務(契約等)
    ④医療機関・企業職員の個別相談(親族・相続問題等)
    ⑤医療刑事事件、行政指導・行政処分対策等
    【役職】
    ①東京三弁護士会医療ADR仲裁人候補者
    ②東海大学法科大学院非常勤教員(医事法)

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