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クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた基本動作の評価とアプローチ|寝返り・起き上がりの理解

生態心理学のアフォーダンスや発生発達学の階層性を臨床に活かす方法を学びます

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2023年12月15日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授 冨田 昌夫 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

日時:2023年12月15日(金) 20:00~21:30【オンライン開催】

講師:冨田 昌夫 先生
びわこリハビリテーション専門職大学
理学療法学科 教授
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※一括申込だと単発申込よりリーズナブルに受講が可能です。

※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。当日ご参加ができない場合もご安心ください。



人気セミナーのため応募者多数の場合、募集を締め切る場合がありますのでご注意ください。

●●●●生態心理学のアフォーダンスや発生発達学の階層性を臨床に活かす方法を学びます●●●●
ヒトはバランス戦略を土台にして様々な姿勢を

瞬間的・持続的に制御することで動作を行っています。

立位姿勢や歩行だけでなく、支持基底面が広く重心の低い寝返り動作や座位姿勢など、

様々な姿勢や動作の中にもバランス戦略が働き、

自律的に効率よく目的動作を遂行しています。



クラインフォーゲルバッハの運動学から発展させた

バランス戦略という概念は恒常性の調整や本能とも極めて関連が深く、

見ただけでわかって動くことができるというアフォーダンスの概念や、

すべての活動が身体的安全安心の上に成り立つという

発生発達学的な概念を応用することで極めて理解しやすくなります。



動作学習の過程で姿勢調整をバランス戦略という概念で理解することが、

患者に基本動作の学習・記憶を指導するポイントになると私は確信しています。



歩行動作の早期獲得はすべてのセラピストの命題にもなっています。

しかしながら早期離床・早期歩行を優先しすぎて、

基本動作能力に含まれる安全安心というような情動を失念していることも少なくありません。



そのため不安や恐怖、過剰な非麻痺側の活動を引き起こし

なかなか自立レベルに至らない患者を担当し、

悩んだ経験をしたことがある方もおられるのではないでしょうか?



本シリーズセミナーでは歩行動作における安定性を獲得するために、

基本動作(日常動作と明確に区別する)を知覚循環という感覚と運動の探索レベルに細分化し、

重力に適応して動く、基本動作における要素を理解して評価・リハビリの進め方を解説します。



また、今回のプログラムの進行において、なぜこの順番で学ぶ必要があるのか?

どういう意図が冨田先生にはあるのか?

(立ち上がり→座位保持→立位・スクワット・ステッピング→歩行→寝返りという順序や3動作歩行より2動作歩行を先行させるなど)

をぜひ考えてみながらご受講いただければ、

とても有意義になるのではと思いますのでぜひあなたのご参加を心よりお待ちしております。

●●●●寝返り動作の獲得は本当に早期に必要かどうかを考えてみませんか?●●●●
本講義では寝返り動作や起き上がり動作の基本的な要素について解説していただきます。

寝返り動作や起き上がり動作は大きな支持基底面の中での動作であり

とても安定している動作であると言っても過言ではありません。



しかしながら座れたり立ち上がれたりする人も、実は寝返りや起き上がりが苦手だという方もおられるのではないでしょうか?

その問題点とはいったい何でしょうか?



本講義では寝返りや起き上がり動作の基本的な能力の要素について解説していただくとともに、

皆様が感じておられる問題点や困難な点などを

合わせてご提案頂き可能であればディスカッションも行っていければと思います。



寝返り起き上がりに関しては基本的なところから考え直してもよいのではないかと考えています。

皆さんが感じている問題点、困難な点を出していただきそれに関して考えてみたいです。

やり方、進め方に関してもアイデアがありましたらご意見伺わせてください。



プログラム

  1. ●●●●冨田先生からの提案として●●●●
    *背臥位は系統発生的に新しく、体幹を屈曲して起き上がるのは構造的に容易でない

    *そのため起き上がり動作の一部に伸展要素を含めたくなる

    *あるいは動かしやすいところを強く速く動かして、弾みをつけて起き上がりたくなる

    *さらに上下肢で押したり引いたりして起き上がりたくなる

    結果として麻痺側の連合反応や共同運動を強めてしまう可能性が高くなる。

    したがって、私は起き上がり動作を練習する時期や指導の方法を再検討すべきだという立場で皆さんの意見を伺いたいです。どうぞ一緒に考えてください。

講師

  • びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授
    冨田 昌夫 先生

     

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