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クラインフォーゲルバッハの運動学|運動の支援活動とバランス反応

 

開催日 2024年7月16日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授 講師:冨田 昌夫 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

2024年7月16日(第三火曜日)20:00~21:30【オンライン開催】

お問い合わせはこちらから▼
https://seminar.ep-och.com/products/seminar2142

リハビリテーションの現場で遭遇する一つの大きな課題は、

患者が運動能力的には動作が可能であるにも関わらず、その能力が実際の動作に反映されないことです。

また、積極的に自主トレーニングを行うポジティブな患者もいれば、

不安やネガティブな感情により活動量が低下し、リハビリテーションの進展が遅れる患者様もいます。

それはなぜか?

このセミナーでは脳血管疾患だけでなく、様々な患者様の情動や報酬系の働きを理解し、これらの問題点を解決するために必要なことを学びます。



●●●●なぜ患者様は不安を感じ動きたくなくなるのか?●●●●
残存した運動能力を潜在化させたり、ポジティブな患者、ネガティブな患者を生み出したりする要因の根底にあるのは、

患者自身の身体の変化に伴う「動作イメージと実際の動きの違い」です。

このギャップが生じると、患者は不安を感じ、動きたくないというネガティブな感情に苛まれてしまいます。

それによって、運動能力的には可能であっても、最適なパフォーマンスを発揮できなくなるのです。



この問題を解決するためには、単に動作を繰り返し練習することで成功体験を積ませるだけでは不十分です。

自分でやりたいと思ったことが自分でできたと認識し、

感動したり喜んだりして強化学習ができるように誘導することが極めて大切です。



●●●●情動の変化でバランス活動が変わるということを学ぼう●●●●
バランスのとり方で身体の持つ慣性が大きく変わることを示します。

その上で慣性と情動の関係を明らかにしてバランスのとり方の分析で情動の変化を視覚的に捉えられる(情動の見える化)ことを述べます。

ヒトは情動的に不安がある時には慣性の大きな姿勢で動かないように構え、自信がある時には慣性の小さな姿勢を選択して強く速く大きく動けるように構えます。

カウンターアクティビティ、カウンターウェイトの活性化という動作の支援活動をバランス戦略としてとらえることで情動感情の変化をバランス活動の変化で見える化できることを理解してほしいです。

プログラム

  1. ●●●●オンラインセミナーのプログラム●●●●
    支援活動とバランス反応
    バランス戦略という発想
    バランス反応の学習
    バランス反応と情動

講師

  • びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授
    講師:冨田 昌夫 先生

    略歴
    1968年 茨城大学工学部 電子工学科卒業

    1975年 国立療養所東京病院附属リハビリテー 

    ション学院 理学療法科 卒業

    神奈川リハビリテーション病院勤務

    1981年 スイス バレンツ病院 勤務

    1986年 神奈川リハビリテーション病院 勤務

    2003年 藤田保健衛生大学 衛生学部看護学科 教授

    2004年 同 衛生学部リハビリテーション学科 教授

    2008年 同 医療科学部リハビリテーション学科 教授  

    2008年 同 大学院保健学研究科 教授

    2012年 同 医療科学部リハビリテーション科、大学院保健学研究科 客員教授(2022年3月まで)

         (2018年10月、同大学は藤田医科大学に名称変更、医療科学部は保健衛生学部に名称変更)

    2012年 佛教大学 保健医療技術学部 客員教授(2017年3月まで)

    2017年 森ノ宮大学 客員教授(現在に至る)

    2020年 株式会社ALTURA顧問就任、教育アドバイザー(2022年6月まで)

    2022年 びわこリハビリテーション専門職大学 教授

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